「スクーターにひさしがついているだけではないか」。発表前に嘲笑を交えて出ていた業界関係者の声は、驚きに変わった。2008年1月10日、インドのニューデリー。デリー・モーターショーで、1台10万ルピー(28万円)という常識外れの超低価格車、タタ自動車の「ナノ」の試作車がお披露目された。丸みを帯びた先進的なデザインは日本の軽自動車にも似ている。コストを削るため、エアコン、ラジオ、パワーウインドーなどは付いていない。
[参考]
エスティマ中古車/トヨタ エスティマの中古検索
http://www.goo-net.com/usedcar/TOYOTA__ESTIMA/index.html
ミラジーノ中古車/ダイハツ ミラジーノの中古検索
http://www.goo-net.com/usedcar/DAIHATSU__MIRA_GINO/index.html
セドリック中古車/日産 セドリックの中古検索
http://www.goo-net.com/usedcar/NISSAN__CEDRIC/index.html
ミニキャブトラック中古車/三菱 ミニキャブトラックの中古検索
http://www.goo-net.com/usedcar/MITSUBISHI__MINICAB_TRUCK/index.html
ハイゼットトラック中古車/ダイハツ ハイゼットトラックの中古検索
http://www.goo-net.com/usedcar/DAIHATSU__HIJET_TRUCK/index.html
ワイパーは1本、ドアミラーも運転席側だけしかない。だが、確かに大人5人が乗れる。ひと目見たスズキの会長は「非常に立派な車」と認めた。日本の自動車メーカーが、成長が見込めるインド市場に目をつけ、低価格車戦争に突入している。そこに、インド勢が、捨て身の反撃に出てきた。ナノを製造したタタのインド市場でのシェア(市場占有率)は「マルチ・スズキ」に次ぐ2位。07年のシェアは14%と、3位の韓国・ヒュンダイ(現代)自動車に肉薄されている。インドで世界の主要メーカーが低価格車競争を本格化させる中で、ナノはタタにとって、シェア回復の切り札となる存在だ。