アーカイブ

08年から突如、リサイクルに目覚めた大都市

東京23区は、分別とリサイクルに不熱心な都市だ。全国どんな小さな町や村でも、たとえばペットボトルは、自宅の玄関先か、歩いて数分のごみ集積所に持っていくと、市町村や収集業者が回収してくれる。ところが、23区では、大半の区で、少し前まで、区民がスーパーやコンビニまで持っていき、回収箱に戻すしかなかった。区民は億劫になり、リサイクルに回されるペットボトルは少なかった。2006年度の23区のリサイクル率は、たった16・3%。全国平均より3ポイント以上、下回る。そんな23区が、2008年になって、突然、リサイクルに目覚めた。びん、缶、ペットボトルなどの資源ごみを分別し、それぞれ収集してリサイクルに回せば、リサイクル率は高くなる。いまのご時世、環境意識が高いと言われれば、区も区民も鼻が高い。しかし、23区の収集費用は、ほかと比べてバカ高く、区民が知らないところで、ムダに税金が使われ、そのツケが区民の肩にずっしりのしかかっている。