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こんな新築マンションは絶対買わない

1990年代後半に入って、首都圏のマンション供給戸数は、年間8万戸前後という高い水準が続きました。そして、そのマンションを供給したデベロッパーは500社を超えています。こんなに膨大な数のデベロッパーが、今後も継続的にマンション事業を継続していくでしょうか?答えは間違いなくNOです。新築マンション購入のためのアドバイスとして、まず私が言いたいのは「単発デベロッパーのマンションは買わないようにしよう」ということです。もちろん新しいデベロッパーがすべて悪いということではありません。しかし、皆さんがデベロッパーの善し悪しを100%見抜くのは至難の技です。そんなことはできないと断言してもよいでしょう。ですから、間違いを犯さないためには、最初から手を出さないのがベターの選択ということになります。もう少し詳しく言うなら、「(1)単発デベロッパーが売主になっている物件(過去に分譲実績のないデベロッパーの物件)、(2)マンションの建築実績の少ないゼネコンが建てた物件、(3)小規模(20戸以下)の物件」は、安くても極力買わないようにするのが無難です。(1)の欠点は、マンション分譲事業に本腰を入れる気がない企業か、あるいはブームに乗って参入しただけの企業の可能性があること。継続性に疑問があり、きちんとしたアフターケアが期待できません。(2)の欠点は、建築実績が少なければノウハウの蓄積がなく、マンションとしての使い勝手に劣ること。建物として一定の水準はクリアしていても「住み心地」に難点がある場合が往々にしてあります。(3)の欠点は、管理がズサンになりがちで資産価値の低下を招きやすいこと。きちんとした管理をすれば、戸数が少ない分だけ1戸あたりの負担が大きくなってきます。また、小規模物件は大手企業が手を出したがらず「丸投げ」(一括して下請け業者にやらせること)が目立ち、それだけ品質に劣るケースが多くなっています。いずれにせよ後悔しないために、会社案内をもらってチェックするなど十分な調査が欠かせません。